2015年の幕開け

前例のない社会の到来だからこそ

未来を見通す構想力が試される

 

今、戦後70年を迎える私たちが向き合うのは、日本社会の人口減少、グローバル経済における格差拡大、地球規模の環境問題などです。

 そして何より、戦争にかかわることを断固拒絶した平和を堅持することではないでしょうか。一貫した平和主義は、戦後70年の日本が世界に誇るべきことだと思います。

 よりよき社会を目指すかぎり、いつの時代も課題や問題は山積していて当たり前ですが、とりわけ今は未来に責任をもつ視点・考え方・構想が問われる時代です。

 

 滋賀県においても人口減少局面に入り、少子高齢化にも拍車がかかってきました。ますます政策の選択と集中、大胆かつ慎重な取り組みが重要です。

 

 「平和の堅持」「未来への責任」「安心を支え合う新しい社会のあり方」「住み心地日本一の滋賀」を念頭におき、何より私たち県民が誇れる「魅力ある故郷、滋賀の創造」を目指して頑張っていく所存です。

 本年もよろしくお願いいたします。