犬猫の殺処分をゼロに!

傷つき、泥まみれで・・・

広島土砂災害で『災害救助犬』84頭が大活躍!


20148月、死者行方不明者80名を超える大きな被害をもたらした広島の土砂災害。懸命の救助活動が続けられる過酷な現場に自衛隊やレスキューにまじって84頭の災害救助犬が派遣され、行方不明者を探し出すのに大きな力になりました。

その中に夢之丞(ゆめのすけ)という動物愛護センターでガス室送りの寸前で引き取られた雑種の犬がいました。

人間不信を乗り越えて訓練を積み、初出動の夢之丞は押しつぶされた家屋から1人の遺体を発見。

殺処分寸前で震えていた犬が、災害現場で傷つき泥まみれで人命救助を担っているのです。


身勝手な飼い方が原因、責任は人間に。


いつの時代も人間のために忠実に尽くしてくれる彼らに感動するのと同時に、滋賀県の動物管理センターでも年に1000を超える多くの犬や猫が人間の身勝手な飼育によって命を絶たれていることを思うと残念でなりません。

動物愛護管理センターでは引き取り手を探すことと泣く泣く殺処分を行っていますが、まずは、「責任ある飼養(飼い方)」の普及啓発を徹底し、販売や譲渡時の飼い方講習等を提案し、「殺処分ゼロ」を目指していきたいと考えています。